どうも皆様初めましての方は初めまして、既にご存知の方はこんにちは。凄井ワカルです。
今回は私が初めて作った自作PCについてまとめていきます。
去年の春に私はそれまで勤めていた会社を辞めて引っ越しをしました。
退職金が出ない会社だったので手元にはそれまでの貯蓄しかありませんでしたが「勤務して得たネットの知識を活かしたい。」と考えていたためデスクトップPCの購入を検討。
なけなしの予算の中で購入機種を検討していたのですが高い。高すぎる!
途方に暮れていると、ふと小学生の頃同級生が「PCを作った」という話を思い出しました。
特に期待せずに自分で作れるなら安上がりかも、ととりあえず調べてみた結果なんとPCのパーツを集めて自分で組み立てれば相場より数割安くPCが入手できることがわかったのです。
さらに組み立てる難易度はプラモデル以下ときた。
それはそうです。
だって小学生でもできるのですもの。
というわけで理想のPCを求めてパーツを漁りまくったとさ。
自作PCの構成
私の行きついた結論は「コスパさえ高けりゃいいや。」でした。
上を望めば際限なくお金がかかるPCのスペックはどこかで妥協が必要です。
予算を既製品と同等に設定した場合だと節約になりませんし、無駄にスペックがあっても持てあましてしまうだけです。
結論としてまず値段以上の価値がある。とおすすめされていたCPU(Ryzen 5 2600)を軸に決めて構成を始めました。
ケースはこだわりがなかったので評判が良く安いもの、PCの起動だけは早くしたかったのでSSDにOSをいれました。
メモリは中古で1500円くらいだったDDR4 2666MHz 4GBを2個。(あとあと8GB増設したのですが変化は感じられませんでしたのでもう少し様子を見た方が良かったかも)
グラフィックボードはお金をかけても、それに見合うモニターは高額ですし、フルHDでそこそこの応答速度があればそれ以上は必要ないと思っていたので予算を削りました。
自作PCの構成パーツレビュー
・ケース 4,200円くらい
満足しています。
どのくらい満足かというとCPUとともに2019年買って良かった物に選ぶくらい満足しています。
アクリルパネルから中が見えるので見栄えを心配したのですが配線経路がしっかり確保されていて裏に綺麗に回せごちゃつきませんでした。
付属のファンによる排気もしっかりしていて、お値段以上。って感じです。
詳しくは過去ブログにて
・CPU 16,000円くらい
1万6千円程度のお値段なのに6コア12スレッドもあります。
大抵の用途で持て余すので充分満足。
CPUクーラーがおまけで付いているのでお得感がある。
intel製CPUだと純正クーラーが冷えないとのことで基本追加購入が必要なので3000円程度プラスの費用が見込まれます。
激重な動画編集ソフト(ダヴィンチ?とかいうやつ)を使用した時に一度落ちてしまったことがありますがソフトを変えてからは快適に動作しています。
ゲームもPS4でプレイしていたものを快適に遊べています。
ゲームで後々不満が出るとするならCPUよりGPUかな。
もう少し予算があったなら2700X までグレードを上げていた。
性能はもちろん上がるし、良いクーラーが付属したのでそこだけ少し後悔。
お値段約22,500円で6500円差。
・GPU(いわゆるグラボ) 37,000円くらい
GTX1060の6GB。
中古で購入した。15,000円くらい。
上記の価格が高いのは後継のGTX1660が発売され絶版になったためと思われる。
今のところ性能に不満を感じたことはない。
これからPCを組むなら25,000円程で上記より性能向上した後継のGTX1660かもう少し頑張って1660Tiを買うのが良さげ。
・メモリ
既述の通りなので特に言うことはない。
メモリは収集した情報によるとDDR4にすべしとのことだったのでおとなしく従った。
DDR3が良くないらしい(知能知識語彙力0)
HzとGBが大きい方が性能が良いという知識しか持ち合わせていない。
マザボにHzが対応していないと良いものを買っても意味がないので確認が必要。
とりあえず安い8GBだけ載せておきます。約4000円
・マザーボード 8,000円くらい
当時セールで安くなっていたマザーボード(7000円くらいで買った)。
集めた情報では安い物でオッケーとのことだったので最安値を探して購入した。
マイクロATX(ボードの大きさの規格)のため拡張性があまりなく、USBポートが不足したためATXを選んでおくと良かったかもしれない。
まあ、足りなくなったら増設すればいいだけの話だから、とりあえず使ってみて次回の参考になったのでよし。
ちなみにちょっとだけ光る。
(マザーボードを買うときにはソケットに購入するCPUが対応しているか等確認しましょう。)
・電源 5,200円くらい
性能に関しては申し分ない。
静かだし見た目も悪くなかった。
欠点は使用しないコードを取り外せないこと。
ぎゅうぎゅうに押し込まれていて増設の時に苦労した。
次に作るときはコードが取り外せる電源を買う。そう決めた。今。
・SSD 4000円くらい
HDD増設前提で購入したSSD。256GB。
スマフォやゲーム機と比較すれば256GBなんてとても使いきれない。
そう思うだろうがこれが案外すぐなくなる。
Steamでゲームを買ったり動画を編集したりするのなら256GBは在って無いようなもの。
なのでSSDとHDDどちらに入れるか選別して保存している。
ほとんどOSしか入っていないので起動が早くなるらしいM.2 SSDを買ったらよかったかもしれない。
マザーボードが対応しているかは要確認。
・モニター 15000円くらい
フルHDで大きさも十分。
HDMI入力も2つあってゲームモニタとしても使っている。
購入の決め手になったのはアーム取り付け用の VESAマウント100×100mmに対応していることです。
自作PCにかかった費用
今回実際に私が作ったPCにかかった費用について掲載します。
(端数は繰り上げで処理しているので高めに見積もった額です。 )
上述レビューで申し上げました通り、今全て新品のパーツで同性能のものを組むのならグラボの価格が1万円程度あがります(性能は向上します)。
- ケース 4,200円
- CPU 16,000円
- GPU(中古価格) 15,000円
- メモリ(中古価格) 3,000円
- マザボ(セール価格) 7,000円
- 電源 5,200円
- SSD(セール価格) 4,000円
総額 50,400円
(実際に使用するにはこれにOS代がかかります。
Windows10の正規品だと16,000円程度。プロダクトキーのみだと数百円です。)
どうでしょうか?
ノートパソコンを10万円程度出して購入した方は驚くと思います。
グラフィックボードをのせたゲーミングPCとは思えない価格ですよね。
既製品だと10万円程度するPC(メモリ、HDDの増設はしてあるけど)を半額程度で作ることができました。
その後、使用状況に応じて拡張し満足いくPCに仕上がりました!
自作PCの組み立て
自作PCの組み立てについてはYouTubeで自作PC動画を上げている方の動画を見ながら、並走する形で行いました。
とは言ってもCPUとクーラーをボードに取り付ける作業以外は気楽に配線するだけです。
それもボードに乗っけて留め具で固定するだけ。
ケースの電源やUSB等の端子をピン刺しすることだけ唯一手こずりました(ピンの位置が刺しずらかった)が聞いていた通り簡単でした。
小学生でもできるしプラモより簡単。
ただ静電気対策は念のためキチンとしましょう。
自作PCをした感想
作ろうと思った時にはCPUが何かも知らなかった私ですがパーツさえ選んでしまえば後は簡単に満足のいくPCを作ることができました。
予算を浮かすことができた上に予定よりも高性能なPCを購入することができ良いことずくめで思わずニッコリ。
自分の理想のPCを安く手に入れられる自作。
是非皆さんも試してみてください!
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